フレンチトースト!

卵と牛乳、パンが出会ったら?

トーストをフライパンに乗せて、あまーくあまく焼き上げたのがフレンチトーストです。はちみつ、メープルシロップをかけたり、フルーツを乗せて、一緒に食べるのが古くからの慣わしですね。






フレンチトーストは、アメリカ州、ヨーロッパの一部、アジアの一部の国・地域などで朝食や軽食、デザートとしてよく食べられているパン料理の1種である。溶いた鶏卵と牛乳などの混合液をパンに染み込ませ、フライパンなどにバターや植物油を熱して焼いたもので、パンがしっとりした食感に変わる。

■紹介と作り方

フレンチトーストには様々な作り方があるが、基本的なものはパン(食パンやフランスパンをスライスしたもの)に、鶏卵と、牛乳かオレンジジュース、それにナツメグ、シナモンなどのスパイスを混ぜた調味液(カスタード液)をしみこませて、フライパンなどで軽く両面を焼いて作る。調味液にバニラエッセンスを加えることもある。

パンも食パンだけでなく、レーズンやナッツを含んだものを使うことがある。また、1枚ではなく、2枚を合わせて、間につぶしたバナナなどのフルーツを挟んだり、ジャムやピーナッツバターを塗る場合もある。好みで、バター、メープルシロップ、生クリーム、粉砂糖、ガムシロップ、蜂蜜などをかけて食べる。

■各国のフレンチトースト
日本

日本では、食パンを用い、鶏卵と牛乳に砂糖を加えた液を染み込ませて、フライパンで焼くのが一般的であるが、店によってバリエーションも広い。パン屋で焼いたものを売る場合や、パン工場で焼いたものをコンビニエンスストアなどで販売する場合もあるが、これらの場合は日持ちを考えて、中まで液を染み込ませず、表面に薄く付けただけのものが多いため、飲食店で出すものとは食感などに違いがある。

香港

「西多士」(広東語: サイトーシー、多士はトーストの音訳)と呼ばれ、茶餐廳という喫茶軽食店の定番メニューである。溶き卵を付けて、少しの油で揚げ焼きする。バターを載せて供するが、そのままでは甘くないのでシロップか蜂蜜をかけて食べる。薄切りの食パン2枚の間にピーナッツバターを塗り、外側だけ溶き卵を付けて焼いたものを出す店もある。

台湾

「法國土司」(中国語: ファーグオトゥースー 拼音: Fǎguó tǔsī。土司はトーストの音訳)などの名で朝食に出す店が多い。台湾では鉄板で焼く料理も少なくないため、そのひとつとして、食パンの表面に溶き卵だけを付けて鉄板で焼いて出しているものなど、総じて甘くないものが多い。塩味のものでは、具として、2枚の間にツナを挟んだ「鮪魚法國土司」(ウェイユーファーグオトゥースー)や、スイートコーンを挟んだ「玉米法國土司」(ユーミーファーグオトゥースー)などもある。

イタリア

薄切りにしたモッツァレラチーズをパンの間に挟んでから、表面に溶き卵をつけて焼いたモッツァレッラ・イン・カロッツァ(馬車に乗ったモッツァレッラ)という塩味の料理がある。

スペイン

牛乳に砂糖を加えた液を染み込ませたパンに溶き卵をからめてオリーブオイルで揚げ、シナモンシュガーをまぶしたトリハスという菓子がある。イベロアメリカの一部の国ではトレハスと呼ばれるが、若干違いがある。

ドイツ

ドイツのアルメ・リッター(貧乏騎士)の調理法は、卵黄と卵白を分け、卵黄、牛乳、砂糖を混ぜたカスタード液にパンを浸す。軽く泡立てた卵白をまぶし、パン粉をつけてバターで焼き、砂糖とシナモンをまぶす。

■フレンチだけでない!

フレンチトーストはフレンチと名はありますが、思っていたより世界中で食べられていますね。日本ではご飯でも、おやつでも食べられます。コンビニの菓子パンで見かけたりもしますが、これはやっぱり自分で焼いた出来たての方がずっとおいしいですね!

それでは!

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